回想です。
経緯はこちら
退院してから、自宅でちゃんと生活できるんだろうかと
確認しなければならないことがたくさんありました。
そのひとつが、お風呂のこと。
ウチのお風呂は湯船がとても狭くて、
シャワーなら何とかなるけど、
介助しながらの入浴はちょっと難しいかもなあと思っていました。
そのことをお医者さまに相談したところ
介護サービスをすすめられ、
「そういうの使っていいのか…!」と目からウロコでした。
骨折は治ったと言っても、歩きはおぼつかないし、
アタマもぼんやりしているし、ものごともスグ忘れてしまう。
同居の家族がいるからいいけど、1人では生活できない状況……
客観的に見れば、介護が必要だって判断できるんでしょうが、
渦中にいるとそんなふうに気持ちを切り替えられないような気がします。
我が家も、お医者様のヒトコトがなかったら、
自分たちで何とかしようと思っていた…はずです。
自分の家族が介護が必要になるなんて信じられない。
家族も本人も「まだ大丈夫、なんとかなる」って思いながら
身動きがとれなくなってしまうことって少なくないと思うのです。
この後、介護サービスについて調べては
あちこち見学に行ったり、相談したりすることになるのですが、
「1日も早く介護サービスを受ける」という目標ができたことも
当時の自分にとっては張り合いになっていたなあと、振り返ってみて思います。
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