要介護認定調査とは?
先日、要介護認定の調査がありました。
要介護認定調査とは、要介護度を決めるための実情調査のこと。
最も軽い「要支援1」から、最も重い「要介護5」までの区分があり、
判定された要介護度によって受けられるサービスや負担額などが変わってきます。
お金にかかわることなので、調査を受ける方もちょっと緊張するんですよね。
今回は担当ケアマネージャー(ケアマネ)さんが自宅で調査を行うとのこと。
知った顔なので安心です。
ふだんの様子もよくわかってくれているし。
どんな内容なの?
たくさん質問しますよーと前置きしてから調査をスタート。
いつもと違う様子に戸惑い気味のサトコにあわせ、
ゆっくり質問していくケアマネさん。
ちらと手元を見ると何ページにもわたる質問が書かれた調査票が。
実際のモノを使った記憶にまつわる質問、自分のこと、
今の季節や最近のニュースなどの質問、
生活にまつわる細々としたことが自分でできるかどうかの質問など、
そんなことまで?というぐらいたくさん聞かれます。時間もかかります。
特に感心するのは
「薬を飲む水を自分で用意するかどうか」
「洗顔後のタオルは誰が用意しているか」といった
実際に介護している人でないと気づかない細かな事象にまで質問が及ぶこと。
見栄もあるだろうし、実際そう思っているのかもしれないけど、
「なんでも自分でできます」って本人が勝手に言うもんだから
介護する側は困っちゃう…なんてよく聞く話です。
また、身体機能の調査ではベッドから起き上がったり、
片方の足で立てるかなど実際にやってみることもあります。
これも、調査の時に限ってスっとできたりして、
普段もそうしてくれよーなどと苦笑いすることも……
「介護あるある」ですよね。
必要な質問なのですが…
中にはトイレやオムツ、いわゆる「おしも」にまつわる詳細な質問があるんだけど、
それまでサクサクと質問を繰り出していたケアマネさんが、
急にトーンダウンして「失礼ですけど…」と毎回前置きするのが
なんだかおかしかった。予防線を張ってきてるなあという感じ。
そういう話を人にするのは恥ずかしい、言いづらいということ以外に
聞いただけで「失敬な!」と怒り出す人もいるんだろうなあと
想像に難くなく。…ケアマネさんのご苦労お察しします。
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