同居と家事と嫁と姑(後編)

 続きです。

 

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介護で変化する関係性

サトコが家事をしなくなったぶん、理解できない行動に対して
イライラをつのらせることがなくなりました。
サトコもわたしのやり方に口を出さなくなり、
何をしていても「ありがとうね」と言ってくれます。
気持ちに余裕ができたせいか、
少々気に入らないことがあってもまあいいか、と思うようになりました。

 

いもこは自分のペースを守りたい

介護によって、家の中の仕事量はだいぶ増えました。
着替えや食事、服薬や体調の管理など、
「常に気にかけて人の生活を手助けする」ってのはなかなかの労力です。

それでも、急に買物を頼まれたり、
同意できないことを手伝わされるストレスよりも、
自分で考えて、自分のペースで家のことができるのって、
なんて気楽なんだろう!って思うことの方が多かったです。

わたしにとっては、仕事が増えることよりも、自分のペースを乱されることの方が
何よりも嫌なことなんだなと気付かされました。
自分の弱点を知らされたような感じです。

 

ゆ・ず・り・あ・い

好きな人との結婚でも、義親との同居でも、
他人同士が一緒に暮らすのだから、考え方が違うのは当たり前。
それを、どうにかお互いに譲り合って落としどころを見つけていくのが
共同生活がうまくいくコツだと思うのです。

我が家の場合は、サトコが介護状態になったことで
わたしが「自分のやり方を押し通した」形になったような気がしています。
頑固で自分のペースが崩せないわたしのために、
サトコは道を譲ってくれたんだろうなあと思うのです。

 

あー。なんとなく消化不良なのでまた書くかもです!

 

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